山形第一信用組合(本店高畠町、近凱修理事長)は8日、男性職員(46)が04年7月から今年5月にかけ、顧客12人の定期預金な
どを勝手に解約し、計1076万1000円を着服、パチンコや飲食など遊興費に使っていたと発表した。職員は7月2日に懲戒解雇され
た。南陽署に通報したが、刑事告訴は「親族が全額弁償している」とし、未定という。
今年5月26日に顧客から「定期預金を頼んだが証書が来ない」との問い合わせがあり、内部調査で分かった。
客に書き換え更新を勧めた満期の定期預金や預かった証書を解約し現金化するなどした。別の客の
口座を解約したり払い出したりした現金で穴埋めしており、不正流用された口座は74人分297件7916万円にのぼった。着服による
1人あたりの被害の最大額は210万円、1回あたり150万円だった。
信組は近理事長ら常勤理事4人の報酬を1カ月分20〜5%カットし、職員が勤務していた本店と赤湯支店(南陽市)の幹部ら6人を戒
告処分とした。現金化

